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施設と仕事

水を浄水施設に送る(導水施設)

飯泉ポンプ場

飯泉ポンプ場は、原水を小田原市飯泉から上曽我の導水トンネルまでポンプにより揚水するための施設です。


▲飯泉ポンプ場ポンプ設備
■所在地=小田原市飯泉884番地
■敷地面積=30,424m2(沈砂池等を含む。)
■施設の概要
■供用開始=昭和49年4月
■施設の概要
施設 数量
ポンプ場建物 延5,232m2
吸水井 1池
ポンプ設備 4台(うち予備1台)
出力:6,500kw/台

導水管と導水トンネル

原水を飯泉ポンプ場から相模原市の淵野辺接合井まで導水するために、内径3,100mm~内径2,600mmの導水管を小田原市内から相模原市内までの延長約12kmにわたって布設したほか、導水トンネルを築造しました。

この導水トンネルは、小田原市上曽我から丹沢山塊の南麓を縫って相模川右岸に至る延長約30km、勾配1,500分の1、内径3,800mmの馬蹄型又は内径4,000mmの円型のトンネルです。


▲導水トンネル
トンネル定規図:円形トンネルと馬蹄トンネルを表示しています
■供用開始=昭和49年4月

相模川水路橋

相模川水路橋は、神奈川県の中央部を南北に流れる相模川を横断して架設されたもので、導水トンネルを自然流下してきた原水は、この水路橋により相模原ポンプ場に導水されます。

■施設の概要
幅3.4m×高さ3.8m、鋼製箱桁型、橋長873.0m
■供用開始=昭和49年4月

相模原ポンプ場

相模原ポンプ場は、導水トンネル、相模川水路橋を通ってきた原水を相模原浄水場へ揚水するための施設です。


▲相模川水路橋及び相模原ポンプ場
■所在地=相模原市南区当麻141番地
■敷地面積=12,185m2
■施設の概要
施設 数量
ポンプ場建物 延4,242m2
吸水井 1池
ポンプ設備 4台(うち予備1台)
出力:4,600kw/台
■供用開始=昭和49年4月

相模川水系導水施設

導水施設は、相模大堰に隣接する社家ポンプ場から、綾瀬浄水場まで導水するとともに、伊勢原浄水場直下の酒匂川水系導水トンネルを経由し、相模原浄水場まで導水する施設です。


▲社家ポンプ場ポンプ設備
■供用開始
綾瀬浄水場系=平成10年7月
伊勢原浄水場系=平成17年2月

■施設の概要
施設 数量
ポンプ設備 綾瀬浄水場系 出力1,500kw:4台
伊勢原浄水場系 出力1,300kw:2台
導水管 綾瀬浄水場系 5,100m、内径2,600mm
伊勢原浄水場系 9,000m、内径1,650mm