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情報公開

地球温暖化対策

平成20年度地球温暖化対策実行計画評価書

1 実施状況

企業団の地球温暖化対策実行計画は、平成15年度から平成19年度までの5ヵ年間に活動区分ごとの削減目標を掲げています。

(1)概況
地球温暖化対策実行計画の最重要項目である「温室効果ガスの総排出量の抑制」については、取水量の減少に伴い電気使用量も減少したものの、排出係数の上昇によって平成20年度の温室効果ガス総排出量81,264,471kgとなり、平成18年度の72,804,445kgとの比較において、8,460,026kg(11.6%)の増加となりました。
また、温室効果ガスの総排出量に関する目標で定める「二酸化炭素換算エネルギー消費原単位」でみた場合は、平成18年度の0.1860kg/m3に対し、平成20年度は0.1807kg/m3となり、0.005kg/m3(0.3%)の減となっております。
なお、個別の活動区分においても、削減目標に至っていない項目も見られることから、引き続き温室効果ガスの削減に向けての取り組みを進める必要があります。

2.評価

(1)「事務活動に係る購買電力量」については、三ツ境本庁舎が対象施設ですが、平成18年度との比較において70.5%の減少となっております。これは小水力発電設備が運用開始された事、厨房における食堂の営業を取りやめた事及び昼休みの消灯の励行等によるものです。

(2)公用車の走行距離は18年度より17.9%増加し、使用燃料ではガゾリンが18年度とほぼ同じであるのに対し、軽油は228.1%の増となりました。これは、軽油を使用する小型貨物によって調整池洗浄作業を1ヶ月程度行なった事によるものです。
出張に関しては公共交通機関の利用や、同一方向への相乗り等を行い、公用車の効率的な運用を図ると共に、更新時には小排気量やハイブリッド車の積極的導入により削減に努めてまいります。

(3)水道使用量(事務活動に係る)の対象となる施設は、三ツ境庁舎を含む全ての事務所となりますが、平成18年度との比較において27.9%減少しております。これは主として三ツ境庁舎の厨房における食堂の営業を取りやめた事及び節水の励行によるものです。

(4)印刷物の数量は平成18年度との比較において43.1%増となっています。これは、事業案内用パンフレットの印刷等の増大によるものです。

(5)コピー用紙(A4換算)の枚数は、平成18年度との比較において、6.0%の増となっています。これは平成20年度からそれまでの「使用枚数」ではなく、「購入枚数」に集計方法を改めた事によるものです。

3 総括

企業団において温室効果ガスの最大排出要因である電力関連部門の削減を達成するためには、更に効率的な水運用方法等の確立や設備機器の見直しが必要であり、今後とも省エネルギー対策の積極的な検討を行い、環境保全に向けた取り組みを継続して実施いたします。

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